top of page
名古屋市交通局1400形
■実車解説■
1936年12月登場、名古屋市電の決定版とも言うべき車両
1937年「名古屋汎太平洋平和博覧会」に備えて増強のため製造される
コンセプトは「博覧会にふさわしい世界一の電車」「名古屋市電のスタンダードモデル」
従来車両に比べても、斬新かつ優秀な車両であり「戦前の日本の路面電車を代表する車」の1つとなった
戦時中、被災した車両もいたが延伸と置換えを目的に戦後も量産され、合計75両製造された
扱いよいと乗務員の評判もよく、新車が登場した後も市電の主力車として走り続けた
また下之一色線対応車も登場したことから、市電ボギー車の中では唯一全線で運用された車両になる
廃車後、一部車両は豊橋鉄道へ譲渡され3100形として運行していたが2011年運行休止
2018年最後まで残っていた3102号が赤岩口車庫より解体のため搬出された
市電廃止後は各所で保存、2次利用がされていたがそのほとんどが解体され現存していない
トップナンバー1401号が名古屋市科学館の広場にて屋外保存されているが現存。
1421号が日進車庫に併設するレトロ電車間で室内に他の市電と供に保存され現存。
1426号は日進市立東小学校の校内に保存され現存
1428号は中川区の居酒屋「あいうえお」にて店舗利用されていたが、解体され現在は店内に部品展示。
1475号は藤が丘工場内の市電展示場に展示された後、東山動植物園に保存展示されたが、解体。
■PI解説■
ワンマン・非ワンマン車及びサッシ窓と木枠窓の計4タイプから選択可能
下之一色装備選択可能
ライト・室内等点灯
集電装置上下
末期時各系統板装備
選択式広告
ドア非稼働
bottom of page