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名古屋市交通局2000形
2017号車
■実車解説■
1956年12月に登場した名古屋市電の誇る「和製PCCカー」の3代目車両。
初代和製PCCカーの最終形式、名古屋市電の最高傑作車両である。
車体形状は1900形のスカートをさらに発展し、全体を覆う形になっている。
また、前後の2枚扉を廃止し、全ドアが大型の1枚引き戸へ変更された。
大型方向幕採用、行灯式系統板、全周スカートなどの概観から近代的で軽快な雰囲気に仕上がっている。
あまりにも静か過ぎて接近に気づかないと苦情が来たという話もあり、
警笛も高音・低音の2種類が搭載されている。
交通局では藤が丘車庫に併設した名古屋市電展示場に2029号が保存されていたが、
屋外展示の老朽化に伴い解体。
その後、守山区の幼稚園に保存されていた2017号を引き取り整備、レトロ電車館で保存している。
また、名古屋市北区清水に2025号の前面部分が建物の壁に埋め込まれ保存されている。
■PI解説■
ワンマン・非ワンマン選択可能
ライト・室内等点灯
集電装置上下
末期時各系統板装備
選択式広告
ドア非稼働
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