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名古屋市交通局1550形
■実車解説■
1953年12月登場 同年に製造された1800形の「廉価版」である。
車体構造は同一であるが木製扉や木製窓枠、制御方式の違いなどがあり、
その為1800と比較され「インチキ無音電車」と呼ばれることもあった。
12両と少数派の本形式であったが、使いやすさから縮小時は廃車せず、
ほとんどの車両が市電全廃時まで活躍した。
トップナンバーの1551号は2000形と同じ大型方向幕を装備できるように前面幕部分が大きくなっていたが、その後改造されて小型幕となっている。
1974年3月31日、1555号がさよなら装飾を纏い力走し、勇退
なお、2両が岡山電気軌道へ譲渡、3800形となり活躍。現在は廃車され存在しない。
また、一部車両の台車が伊予鉄道へ譲渡され、モハ50型(70~78号)に使用されている。
保存車両は「公式では」存在しない。
しかし、1559号が某所にて放置、荒廃しているが確認されている。
■PI解説■
ワンマン、非ワンマン、1551号タイプの3種類から選択可能。
ライト・室内等点灯
集電装置上下
末期時各系統板装備
選択式広告
ドア非稼働
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